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PC(プレストレストコンクリート)の建築見学

念願であった公立はこだて未来大学へ見学に行くことが出来ました。

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また今回は、焼失した駅を街づくりの拠点として再建させた岩見沢駅も見学させてもらう事ができて
非常に勉強に成りました。

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この素晴らしい二つの建築の共通点はPCを使った建築という事です。
PC工法というのは、引張力に弱いコンクリートの弱点を克服するため、あらかじめ圧縮力をかけて
工場で製作されたコンクリートの柱や梁を現場で組み立てる工法です。

この工法によって公立はこだて未来大学の様な20mを超える柱でもこんなにもスマートなプロポーションで作ることが出来ます。
そして良く見ると3本の柱を繋いで一本の柱に成っている事が分かります。
この柱を写真で見た時の感動は今も覚えています。

こんな大学で勉強できる学生たちが本当に羨ましい。

またどうしてもシャープな梁と柱に目が行ってしますのですが、床のスラブ厚さはなんと7cmです。
リブ梁が細かく入ったPC架構の為不安定感もなくどちらかというと安定感すら感じる床です。

そして天井のリブ張りの隙間から入る光の筋もコンクリートをPCを使う事で木の様に繊細加工できることから
生まれる美しさですね。

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まさに現場打ちコンクリートの融通の利かない欠点も解決してくれる夢の様な工法です。

現在弊社でもPCを使った野球場を設計させてもらい、現在は現場監理中です。
湾曲したメインスタンドの長い支点間距離に対応できる工法としてPCを採用しています。

残念ながら必要に駆られて用いたPC工法であったので、繊細な美しさを表現できなかったのは残念ですが
本格的にPCを使う事が初めてだったので非常に勉強に成りました。

次にPCを使うプロジェクトが来たら是非繊細さを追求できるデザインを考えたいと思います。

T市

さて実は初の北海道という事もあり、東京より-10℃の北海道でテンションマックスだった自分は東京に戻ってから
体調不良に陥ってしまいました。

この時期の北海道は侮れないですね....。
場所によっては雪が降ったそうです。

10月の北海道の夜を短パン放浪するのは無謀でした。
お気を付けください。

IMG_3031 (編集済み)

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The works of foreign architects in Tokyo No.1

東京には、国際的に活躍する様々な有名建築家の作品があります。

■東京国際フォーラム/Tokyo International Forum(1988年)
ラファエル・ヴィニオリ/Rafael Viñoly /ウルグアィ生・米国

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この建物の建つ敷地は、元東京都庁舎のあった敷地です。
東京の「5大粗大ゴミ」と言う厳しい評価を与えられる事もありましたが、
巨大都市東京の上を漂う大きな船の様な構造は、東京と言う地域性の中で
その存在を充分に表現している様に感じます。


■メゾンドエルメス/Maison Hermès(2001)
レンゾ・ピアノ/Renzo Piano/イタリア共和国

Maisonhermès


レンゾピアノは、パリのポンピドゥーセンターで一躍世界的建築家となった
イタリアを代表する建築家で、日本では関西国際空港の設計でも知られています。

この建物の外壁は全部イタリアで制作された15000個のガラスブロックは、
室内への自然光を丁度良い明るさで届ける絶妙の不透明具合。

個人的には銀座で一番好きな建物です。


■電通本社ビル/Dentsu Headquarters Building(2002)
ジャン・ヌーヴェル/Jean Nouvel/フランス共和国

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彼の作品であるアラブ世界研究所は、私がパリへ行った時に一番見たかった建築の一つ。
いろいろと解説を...。と思いましたが、Wikipedia を見てみたら凄く面白かったのでリンクを掲載。

ウラ話しなど、なぜか悪意が...。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E9%80%9A%E6%9C%AC%E7%A4%BE%E3%83%93%E3%83%AB


いずれにしても、今まで、高級感やシンボル性を追求した超高層ビルのが多い中にあって、
この建物のCGパースは、空にステルスする様に表現されていたと記憶しています。

超高層のビルは四角くて厳めしいと言う先入観を一新してくれた作品です。




これら建築を見たいと言う方は、ダイバーシティ/トーキョーツアーにご参加ください。

詳細と参加登録はWebより行う事が出来ます。

The participant of DiverCity/Tokyo tour should register on the homepage.

http://www.divercitytokyo.org/


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Standard-bearer of modern architecture in Japan

日本のモダニズム建築の旗手「前川國男」

Kunio Maekawa is a japan's leading modernist architect .


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実は私たちの周りに彼の作品はたくさんあります。
私が一番利用する彼の作品は、紀伊國屋書店新宿店
(この建物はツアー見学施設ではありません)

Many of his works are in our surroundings.
Especially I use Kinokuniya in Shinjuku.


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子供の頃から自然に利用していましたが、それもモダニズム建築の良い所。

シンボリックであったり、装飾的であったりする古典主義的な建築とは違

い要求に則した建築を機能的に設計する手法で、普遍的な「空間」を作り

出すのがモダニズム建築です。


When I was a child , I've been to Kinokuniya but I've never thought
that is his work .
That is a good thing of modern architecture .

because, modern architecture is not decorative and symbolic ,
Modern architecture is generally characterized by simplification
of form and creation of ornament from the structure and theme of
the building


「前川國男」の時代は、まさにCIAM(近代建築国際会議)の時代でした。

CIAMを開催したル・コルビジェに師事した「前川國男」は、日本のモダ

ニズム建築の礎を築きましたが、その作風は師のソレとは少々違う様に感じ

ます。

マテリアルの選択が民俗的であったり、土着的な温かみがあったりと言う氏の

作品は、国際的なモダニズム建築の流れを日本人として租借して作風に昇華し

た印象を感じます。


Kunio Maekawa studied under Le Corbusier .
But his style is a bit different from Le Corbusier .
Selection of his material is folkish and his works are warm and fuzzy .


そしてそんな師弟の作品を左右に眺められる最高の場所が上野にあります。

上野の駅を背にして右にル・コルビジェの国立西洋美術館、左に前川國男の東京

文化会館。

ココは、日本近代建築の1丁目1番地と言っても良いと思えるほどの聖地的な場所です。


A sacred spot of modern architecture in Japan is located in Tokyo.
Where is in front of the station .

You can see the National Museum of Western Arts of Le Corbusier on the
right, and can see Kunio Maekawa's Tokyo Bunkakaikan on the left.


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ダイバーシティ/トーキョーツアーでは、これらの建築の他、前川國男の東京海上日動ビル

ディング本館(旧:東京海上ビルディング本館)を見る事が出来ます。

On our tour you can see head office building Tokio Marine and Nichido fire insurance
that is other works of Kunio Maekawa .


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こちらの建物は、皇居周囲の美観地区指定を巡る論争や、皇居の周りに皇居を見

下ろすようなビルを建てることの是非をめぐり対立した事は有名で、最終的には、

30階建て・高さ127.768メートルとなる高層ビルのツインタワーから25階建て・高さ

99.7メートルに変更された経緯もあります。

This building generated a debate about aesthetic area specification of the
circumference of the Imperial Palace and overlooks the Imperial Palace.


This building was changed into 25 stories and a 99.7-meter-high building
as a result from the twin tower of the skyscraper used as 30 stories and
127.768 meters in height.


Such a dispute is also a historical occurrence for the modern architecture
which has followed with improvement in architectural technology.


建築技術の向上と共に歩んできた近代建築にとってそんな論争も歴史的な出来事なのです。

これら建築を見たいと言う方は、ダイバーシティ/トーキョーツアーにご参加ください。

詳細と参加登録はWebより行う事が出来ます。

The participant of DiverCity/Tokyo tour should register on the homepage.

http://www.divercitytokyo.org/

Viva ! Metabolism Architecture

日本発の建築理論!メタボリズム建築
Japan is the motherland of architectural theoretics Metabolism





街で時々壮大で変わった形をした建物を見かけた事はありませんか?
そんな建物を見かけたら「メタボリズム」という日本から生まれた建築理論の建物かもしれません。

The metabolism architecture can be seen here and there in Japan.

「メタボリズム」は、「新陳代謝」という意味で、「生物が代謝を繰り返しながら成長していくよう
に建築や都市も有機的に変化できるようデザインされるべきである」という考え方によって建てられ
た建築を言います。

the architectural theoretics Metabolism is the visions for cities of the future inhabited
by a mass society were characterized by large scale, flexible, and expandable structures
that evoked the processes of organic growth.

穏健なモノからかなり目を引く斬新なモノまで、その作風は様々です。
残念ながら既に取り壊されてしまった建物も多くありますが、代表作である「中銀カプセルタワー」
が現存している事は、日本の建築界にとって非常に幸いなことと言えます。

It is various from a moderate mode of expression to a novel expression.
there are a lot of buildings that have already been demolished.
But it is a happy for us , Nakagin Capsule Tower during has not been demolished yet

「中銀カプセルタワー」は、独立したカプセル型の個室が積み重りあったデザインをしており、
メタボリズムの精神をそのまま具現化しています。

Nakagin Capsule Tower does the design that the house of an independent capsule type accumulated.
The design is obediently an expression of the spirit of Metabolism.

この建物は、技術的にも実際に新陳代謝可能で、これを実現した黒川紀章という建築家の情熱と
パワーを感じる事が出来ます。

This building can technically propagate the building.
We can feel zeal to this building of Kisho Kurokawa.

残念な事にこの建物も例にもれず建て替え問題にさらされている様ですが、保存される事を切に
祈ります。

Though it's regrettable , demolition has been under consideration for this building.
Passage afterwards are not understood, but it is in the crisis of rebuilding also this building.

ダイバーシティトーキョーツアーでは、この「中銀カプセルタワー」から丹下健三氏の「静岡新聞・
静岡放送東京支社」を連続して見る事が出来ます。

Nakagin Capsule Tower and Shizuoka press and Broadcasting Center (Kenzo Tange) can be continuously
seen in DiverCity/Tokyo tour course.


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「静岡新聞・静岡放送東京支社」も円筒形の大きなシャフトに付いたボックスを時間的な成長・変化
に応じて取り替えたり、付け加えたりという意図が良く分かります。

the design of Shizuoka press and Broadcasting Center connects the box of the room with a cylindrical big shaft , it changes according to time growth and the change.
That design of metabolism is easily understandable.

更にダイバーシティ/トーキョー・ツアーの船上からFCGビル(フジテレビ本社ビル)(丹下健三)/江戸
東京博物館(菊竹 清訓)など他のメタボリズムにかかわった建築家の作品も発見する事が出来ます。

In addition , FCG Building(Kenzo Tange) and Edo-Tokyo Museum (Kiyonori Kikutake) that works of
the architect who is related tothe Metabolist Movement can be discovered on our tour course.

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また、森美術館にて「メタボリズムの未来都市展」が開催されます。
2011年9月17日(土)~2012年1月15日(日)

"Metabolism, the City of the Future:Dreams and Visions of Reconstruction in Postwar and Present-Day" which the first retrospective of Metabolism, a movement born from the visions of architects, upcoming exhibition starting from 17 September!

ダイバーシティ/トーキョーツアーの参加者には森美術館より「メタボリズムの未来都市展」の入館チケットが
プレゼントされる予定と成っております。

The entrance ticket of this exhibition will be gift for the participants of the our tour

ツアーで実際の建物を見て、その建物について更に詳しく森美術館で知ると言うのは、いかがでしょうか。

After seeing an actual building in our tour, let's deepen the knowledge of the building in Mori
Art Museum.

このツアーに参加される方は、ダイバーシティ/トーキョーのホームページより参加登録する事が出来ます。

The participant of DiverCity/Tokyo tour should register on the homepage.

http://divercitytokyo.org/


森美術館ホームページ「メタボリズムの未来都市展」

Metabolism_mori.png



http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html

2 type of Architectural Renovation in Tokyo

戦後長く続いてきた「スクラップ&ビルド」の文化は、環境に対する影響や社会コストの増大という
問題を歯牙にもかけず日本を蝕んできました。


平成に入りテレビ番組やリノベーションブームによって入り少しずつ古い建物に手を入れて使い続ける
事が注目され始め一般化はしてきていますが、日本では、「スクラップ&ビルド」文化がまだ大勢を占
めていると言えます。


今回紹介するダイバーシティ/トーキョー・ツアーで巡る2つの建築は、共に耐震改修を行い機能性・
意匠性を付加する事で現代に新しく生まれ変わった代表的な建物の例です。


特に日本の場合には、古い建物に対して耐震という事が重要なポイントと成ります。
そんな日本特有の改修部分にも注目して見てみましょう。

今後の日本のスタンダードと成って欲しいと言う希望も込めてダイバーシティー/トーキョーのコース
に組み込みました。


■国立国会図書館-国際子ども図書館(The International Library of Children’s Literature (ILCL) )


TheInternationalLibraryofChildren’sLiterature


改修設計:国土交通省関東地方整備局営繕部/安藤忠雄建築研究所/日建設計

元の建物は、明治39年に帝国図書館として建てられたものです。

【建物の構造・規模】
鉄骨補強煉瓦造 
増築部鉄筋コンクリート構造 
地下1階 地上3階

貴重な建築遺産を保存再利用しつつ、新たな機能と空間を持つ施設に再生されています。

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各室は旧建物の空間と意匠を出来るだけ生かして計画されています。


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「旧建物の空間」と「新たな機能と空間」の区別を明確にする手法をとっている点に注目です。

「旧建物の空間」の鉄骨補強煉瓦造に対して、「新たな機能と空間」には無機質なガラスと鉄筋
コンクリートの打ち放しと言う現代を代表する建材を使用する事によって、そのコンセプトを明
快に表現する事に成功しています。

また、建物計画においても新たに必要となる機能を2つのガラスの箱の中に封入して、旧建物に
挿入するという分かり易く且つシンプルな計画が建築を知らない一般の人にも受け入れられ易い
計画である様に思えます。

特に気持ちの良い空間は、3階のラウンジで旧建物の外装を目の前に愉しみながらガラス張りの
明るい空間でゆったりと過ごす事が出来ます。


Children’s Literature 02

この建物の耐震改修の方法は、「レトロフィット免振工法」と言い建物と地盤の間にクッション
となる免震装置を設置することにより地震力を1/3~1/5に低減する工法が使われています。


■アップルストア銀座(サヱグサ本館ビルリニューアル)(Apple Store Ginza)

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基本設計:Bohlin Cywinski Jackson事務所
実施設計:鹿島建設


店舗としての階高を確保する為に2,3階の床を撤去してレベルを高くして新たに打ち直して居ます。
また、腰壁の撤去を行って建物自体の軽量化を行い構造躯体の負担の軽減を図っています。


これは凄い。

日本の古民家の改修工事では一旦建物をバラして欠けてしまったり弱っている木の一本一本を継木など
して補強してから組み直しますが、それに似た精神性を感じます。


そして、何よりもそのデザインです。
アップルコンピュータによって一世を風靡したスケルトンデザインを建物にそのまま採用する事によって
建物全体がアップルメイドのようにも映るデザインに成っています。

ステンレスシルバーとブラックガラスカーテンウォールの向こうにかすかに透ける元の建物のシルエット。
表面積の少ない均一な平面の外装にもかかわらず奥行きを感じさせ銀座目抜き通りに新鮮な表情を作り出
しています。



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この建物を見に行きたい方は是非ダイバーシティ/トーキョーへご参加ください。
ツアーは、ホームページから登録できます。

http://www.divercitytokyo.org/


へたっぴ英訳は、もう少し時間を下さい。

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